2025年2月11日、群馬県北部で大雪による車両立ち往生が多発し、スキー場周辺の道路が大混乱となっています。特に、玉原高原、赤城道路、川場スキー場入口、水上IC〜ノルン水上間などで深刻な状況が報告されています。最新の情報とドライバーへの緊急アドバイスをまとめました。
主要発生地点と状況
以下に、今回発生した車両立ち往生の詳細をまとめました。
- 玉原高原付近（沼田市）：10:30現在、スキー場入口の急勾配区間で10台以上がスタック。黒色SUVがスリップして横転し、後続車両20台以上が通行不能状態になっています。
- 赤城道路：ノーマルタイヤ車両が連続して立ち往生しています。積雪40cmの区間ではスタッドレスタイヤ装着車でも前進不能が続出し、地元消防が救助活動を実施中です。
- 川場スキー場入口：8:30から駐車場への登坂路で二輪駆動車が集団滑走し、シャトルバスとのすれ違い不能状態が発生しています。3時間以上にわたり完全封鎖されています。
- 水上IC〜ノルン水上間：チェーン未装着車両による渋滞が5km延伸しています。道路脇の除雪が追いつかず、路肩幅が通常の1/3にまで狭まっています。
リアルタイム交通規制情報
11:00現在、群馬県内の交通規制情報は以下のようになっています。
- 赤城山ドライブウェイ：全線チェーン規制発令。二輪駆動車は通行禁止（四駆もスタッドレスタイヤ必須）。
- 国道120号 沼田市玉原高原区間：片側交互通行実施中。除雪車3台が緊急投入されていますが、路面凍結が作業を阻害しています。
- 群馬県警からの緊急要請：不要不急のスキー場訪問自粛を要請。主要10施設の駐車場稼働率が平均130%を超過しています。
最新の交通情報については、群馬県警の公式Twitter（@gunma_police）で5分間隔で更新されるリアルタイム雪害情報を確認してください。
現場ドライバーの証言
事故発生時の状況について、現場にいたドライバーからの情報提供がありました。
- @ADHD42000さん：「水上IC降りてすぐのS字カーブで10台以上が横転しています。チェーン装着を知らなかったドライバーが路肩でパニック状態に。携帯トイレが品切れする異常事態です。」
- @yunchan872さん：「川場スキー場の料金所手前で二駆車が集団スリップしています。対向車線を逆走して脱出しようとした車がシャトルバスと正面衝突寸前の事態です。」
- @flyer_toさん：「赤城山でノーマルタイヤの軽自動車が雪壁に突っ込み、ホイールが完全に埋没しています。近隣住民がスコップで救出作業する異例の光景です。」
専門機関の分析
今回の事故について、専門家からも分析結果が発表されています。
- 気象庁：突発的な降雪（1時間当たり3cm）と放射冷却による路面温度-8℃が複合的な要因です。12:00までに積雪+10cmの見込みです。
- JAF群馬：「スタッドレス神話」に警鐘を鳴らしています。タイヤ溝4mm未満では凍結路で制御不能になる事例が急増中です。
- 国土交通省関東地方整備局：チェーン装着義務の周知不足を認めています。主要ICにデジタル看板を増設する方針です。
SNSで拡散中の危険映像
今回の事故について、SNS上では危険な状況を捉えた映像が多数拡散されています。
- 玉原高原：横転したSUVが雪面を50m以上滑走する衝撃映像（@ADHD42000さん投稿）
- 赤城道路：ノーマルタイヤ車が集団でスピンするカオス状態（@flyer_toさん実況動画）
- 川場スキー場：逆走車両がシャトルバスと10cmまで接近する緊迫シーン（@yunchan872さんドライブレコーダー記録）
これらの映像は、各ユーザーの投稿（@ADHD42000、@yunchan872、@flyer_to）を参照してください。
ドライバー向け緊急アドバイス
群馬県北部へお出かけのドライバーは、以下の点に注意して安全運転を心がけてください。
- 緊急脱出法：スタック時はタイヤ前後にカーペット・新聞紙を敷き、2速発進で脱出を試みてください。
- 必須装備：解氷スプレー・軍手・長靴・非常用トイレの携帯を義務化してください（群馬県推奨）。
- 情報収集：@gunma_police のリアルタイム雪害情報をフォローすることを推奨します（5分間隔で更新）。
群馬県災害対策本部は、11:00から緊急会見を実施予定です。
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